エビ記録

手探りの飼育記録。考えたことを全部メモしています。

ボトルアクアリウムを始めた記録

追記 今の用品まとめです。
https://ebibiebiebi.hatenablog.com/entry/2021/01/31/203230

          • -

まず、これを書いたのは水槽持ったのは小学生のとき以来の水槽初心者。
なので多分あんまり正しくないこともしており、既に「これをもう少しこうしてたらな〜」が出てきているのでそれを覚えている限り書いていこう!と思う。

ボトルアクアリウムは小さく水質維持の難易度が高く、初心者にはまったくおすすめできないらしい。
それを承知の上でボトルアクアリウムを選んだ。映え狙いとかではない。単に置く場所がなかったからだ。
フィルターやエアレーション設置する場所はない。コンセントもない。
以下は使っている道具。繁殖狙いではなく、一匹を寿命ギリギリまで長く飼えたらいいなという目標で物を選んだ。


環境
◆設置場所
窓際。朝〜夕方にかけてやんわり光が差し込む感じ。カーテンなどは今のところなし。
人間のために冷暖房をほぼ常につけている部屋。
◆開始時期
9月の初めごろ。もし夏に始めていたら設置場所を変えるかレースのカーテンでもつけたほうがいいところ。
◆容器
150円。ダイソーのプラスチックの蓋付きガラス瓶。1リットルくらい?角が丸めの四角い形。見た目があまりにオシャレじゃないので既に後悔している。
口が広めで底もまあまあ広めなので、作業しやすくてよい。オシャレな雫型の容器は絶対作りづらい。
それと、もう少し大きくても置き場所的には誤差レベルでもっと水が入れられたので大きくてもよかったかも。
フタは締めたことはないものの、使い途中のピンセットやハサミを置いておくのに便利。
蚊が現れて蚊取り線香を焚く時は一時的に閉める予定。
◆底にしくやつ
映えは狙っていないものの、水草は二種類ほど入れたかったのとエビにいいらしいのでソイル。
小さいビンには丁度いい量がダイソーで買えるのも大きい。
後々、掃除のしやすさ的には砂利とかのほうがよかったかなと後悔(本当に水草はメチャメチャ伸びるものの、これ以外を試したことがないのでわからない)
それと土が黒いので、エビのフンが全然見えない。
掃除でフンだけ吸い出したいとかちゃんとご飯を食べれているかとか、フンが見えるほうが生き物を管理する上でいい気がする。
鑑賞的にはフンが全く目立たないのはいい事だが……
水草
ウィローモス。たしか400円くらい…800円だったかも。エビの非常食になるらしい。
②多分グリーンロタラ?これも同じ値段。ペットショップで買ったのになんと店員さんにも種類がわからないらしい。ネットで調べた限り多分ロタラ。メチャメチャ横に伸びるし節から増えるし葉っぱはかわいい。
輸入品で農薬つき、なので水草その前にも合わせて購入。
今も害虫っぽいのはビンにいないので、この薬は多分えらい。
◆備品と飾り
①温度計。窓際の水温がどう変化するかわからなかったので、温度の変化によってはエビは断念して水草だけ育てていく予定だった。
ダイソーの小さい陶器の植木鉢。割って尖そうな角を削り、ビーズ用のテグスでウィローモスを巻きつけて固定。
本当は流木とか使ってみたかったものの、ありえないほど小さいビンには入らなさそうだった。というか売ってる場所も海もない。植木鉢は割って削って洗って使えるので、煮たりしなければいけない手間はなくてよかったかな。
ダイソーの鉢底ネット。
エビによくないという噂は検索するとあるものの、使う前にしっかり洗う&エビを入れるまで一ヶ月の期間があったので我が家では今のところ大丈夫…だと思いたい。
モスをはさんでテグスで巻いて水中に置いているのと、ビンの上に軽くフタのように置いて使用。
他細々したことに使える。一つあると便利。
◆道具
①工作用の先の細いピンセット。長め。セリアありがとう!
思うにピンセットは長ければ長いほどいい。
最初は毛ぬきみたいなのを使っていたが、水草を植える難易度が全く違う。中の水に延々手が触れた状態になるのもよろしくないし。
②先が太めでギザギザしたピンセット。これも長め。セリアありがとう。
これは植木鉢やモス挟んだネットなど、重くてしっかり掴まなければいけないものなどに使用。石をいれる人もこういうタイプのがあると安心かもしれない。まあ先が細いピンセットよりは必須ではない。
ダイソー習字用スポイト。
これは買い替え予定。短すぎて底が吸えない。掃除に不向き。
ただ普通の水槽に使うようなスポイトもデカすぎるので、まずは細いストローと繋げて改造してみる予定。
④カルキ抜き
固形のやつがダイソーに売ってる。必須必須必須!
ただ固形のはちょっと使い勝手がわからない…分量がわからないので、液体カルキ抜きのほうがいい気がする。
⑤プラスチックボウル
ダイソーありがとう。カルキ抜く水をたくさん作るときに使ったり、水草を洗うときに使ったり、買ってきたエビをここに入れたりして使っている。
あと使わないときは道具入れ。
⑤透明使い捨てプラコップ×2
これは途中から。水換えのとき捨てる水を入れたり、入れ替える水を作ったり、買ってきて水合わせのときにエビを入れたり。
水換えは一気にはやらないし、そもそも瓶に入る水が少ないのでボウルほど大きくない入れ物はお手軽。
コップの一つには、排水用のチューブが通れるくらいの狭い穴を開けた鉢底ネットをかぶせている。排水や給水のときのチューブがうっかり外れて床に水が!なんてことがなくて安心。
⑤水作エアチューブ極細
200円くらいだったか?水の関わる何もかもを任せている。
細くてもサイフォンの原理とかいう方法でゴミを吸い出したりするのは大丈夫。とにかく瓶が小さいので、あまり太いとあっという間に水がなくなりそう。
⑥おたま
たこ焼きおたま。これはうっかり水に濡れっぱなしにしたらサビが出たので失敗。水面のゴミとか油膜とりに使っている。生き物がいなかったときは水を入れるのにも。
⑦一方コック
水合わせキットを買わなかったので2個入りのを。ありがとうアマゾン。
⑧卓上LEDライト
天気が悪い日、植物が働かないとエビが酸欠になって死ぬ。それは避けたい。冬は光量不足になりそうだし…ということで用意。クリップライトというやつ。光の強さは3段階調整可。
アマゾンで1400円くらいの安物で植物用ではない。ないよりはマシくらい。ビンの高さがなく下まで光が届くのでヨシ!
⑨ヌマエビのえさ
なんといっても瓶が小さいし、コケもそんなに発生しないので、エビが餓死するかもしれない…400円ちょいくらい。
もっと安いザリガニのエサでもいいらしい。400円で一匹のエビが百年は生きていけそうな量が入ってる…
⑩はさみ
忘れてた。水槽にとっても他の用法にとっても汚いので水槽用に髪用はさみを購入。本当は細かい作業用はさみがいいです。
髪用は水槽に突っ込んで切るにも難しいものの、できないことはない。ピンセットほど厳選しなくてもいい感じ。

■立ち上げ
ググッて片っ端見て書いてある方法でやった。
ソイルの厚みは奥が3センチ、手前2センチくらい。
買ってきた水草は帰ってくるまでに時間をかけたせいか少し弱ってしまった。水草を買ったあとは寄り道せずに帰ろう。もしくは水草は買う順番は最後にしよう。
水草その前にで水草を処理し、苦しみながら植えて巻きつけてをやった。
レイアウトできたら一応カルキ抜いた水を入れるのだけれども、そのまま水を入れるとソイルが舞って濁る濁る。百均のソイルは結構元々玉がつぶれているかも…
ビニール袋を敷いてその上に水を注ぎ、ビニールを抜き取る方法でかなり濁りは抑えられた。
あと水草が水を入れた途端に抜ける抜ける!恐れずに土に突き刺し、追い土をするくらいにしないとダメかも。
うちでは一本、途中で抜けてしまったのに根が既に張ってたおかげで浮かずに済んでいるやつがいる。まあ浮かなければいいと言えばそう…

◆管理
とにかく毎日水換え。ときに一日おき。あまりミドリミドリしたコケは出なかった。ミジンコっぽい何かは存在する。プラナリアとか気持ち悪いのはいないからヨシ。
あと途中で葉が溶けたっぽかったり、小さいビンのせいで伸びすぎロタラが窮屈になってきたので半分に切って、切ったぶんを植え直したりまたそれが抜けたり。
植え直した分も、一週間もすれば持ち上げて底を見ると根が見えるようになった。

◆エビ
水草のみの状態で一ヶ月と一週間ほど維持。水温の変化がそこまで乱高下しないことが確認できたので迎えることに。季節柄何日かかけて2度くらいの変化はあるものの……
買ったのはレッドチェリーシュリンプ
最初はレッドビーシュリンプに憧れ、それは難しすぎることがわかり、まあ同じようにかわいいしとミナミヌマエビを飼うつもりでいたものの、買う予定のホームセンターで下見をしていたら……チェリーシュリンプが!
調べてみるとビーシュリンプよりは難易度が高くなさそうなので(だいたいミナミヌマエビと同じかちょっと弱いくらい、気をつけるポイントも同じと聞く)チェリーシュリンプに決定。増えないように、と水の量に合わせて一匹だけ。
ボトルが小さすぎる関係で水あわせのための水が少ない問題があったので、水換えのタイミングと合わせて、瓶から半分ほど水を抜き、抜いた水と瓶にカルキ抜き水道水を同じくらい入れかさ増し。多分濃さとしては同じじゃないだろうか……
買ってきて3日目に脱皮。脱皮した皮は食べなかったため取り除いた。
ストレスの脱皮なのか、成長の脱皮なのか…水合わせにかなり時間をかけてしまい、落ち着かないであろうボウル生活を6時間ほどさせてしまったので、おそらくはストレスのほう。続けて脱皮をしないか観察中。脱皮を繰り返すとヤバいそうなので。
目に見えて水槽内のゴミ(おそらく水草の欠片)がなくなっているので、掃除は相当やってくれている様子。
エサを脱皮翌日に一欠片与えると、水でふやけたあたりで食べていた。時間をかけて完食した様子。

◆エビが来てからの管理
結構頻繁に水換えしないとあんまりよくなさそうな臭いや油膜がすぐ発生するので、毎日フィルター代わりと思って本当にちょっとずつ(水10分の1とか)入れ替えている。
エビはとにかく水質やら温度の変化に弱いらしいので、この環境に耐えてくれるか…
たまに泳ぎ回ってるのは苦しんでるのか天敵がいない空間を謳歌してるのかわからない。
エビが一匹しかいないことの難しさはこれかもしれない。
全てのエビが暴れてたらまずい状況だけども、一匹だとただそいつが落ち着きのないエビなのか、環境がまずいのかが分からない。
泳ぎ方が跳ね回るようなのだとマズいらしいけれども、このエビはスイー ツマツマ スイー ツマツマ たまにじっとしてツマツマ なので、別に苦しんでいるわけではない…とは思う。あとオスはよく泳ぐというのを見た。特徴的に、たぶんこのエビはオス。
それと水面(油膜っぽいのがあるあたり)を、器用に水面近くまで伸びた水草を足場にツマツマしているのを見た……食べてる?エビ、油膜、食べるのか?
ビン底にもよく行くので、酸欠ではないと思うけども。
謎行動はともかく、明日で飼い始めて一週間になるので、そのあたりを乗り切ったら環境に慣れたと思っていいのかもなぁ。
一ヶ月かけてポツポツ落ちる……という怖い話もあるので、一ヶ月はなんだか気が抜けない。
というかボトルを初めて一ヶ月も経つと書くことが多いな…多分書ききれていないこともある。
今のところエビは元気。たぶん元気。